ドローン農薬散布の料金相場は?補助金や見積もりチェックリストも解説
- 2025.09.10
ドローン農薬散布の料金相場は?補助金や見積もりチェックリストも解説

ドローン農薬散布でコスト削減!料金相場や補助金・見積もりポイントまで解説します
農薬散布の効率化を検討されている方へ。ドローンによる農薬散布は、従来の方法に比べ、時間と労力の削減、コストパフォーマンスの向上など多くのメリットがあります。
本記事では、ドローン農薬散布の料金相場を、面積・散布回数・薬剤の種類といった要素別に詳しく解説します。さらに、導入費用を抑えるための補助金制度や、見積もりを依頼する際にチェックすべき重要項目についても紹介します。
ドローン農薬散布の導入を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。
ドローン農薬散布の料金相場とは?

面積による料金相場
ドローン農薬散布の料金は、散布面積によって大きく変動します。一般的な相場としては、10aあたり2,500円~4,000円が目安です。たとえば、10haの農地をドローンで農薬散布する場合、一回あたりの料金は25万円~40万円程度になる計算です。
ただし、これはあくまで一般的な目安であり、使用するドローンの種類や飛行時間、薬剤・散布方法、地域や業者によって料金は大きく異なる可能性があります。
そのため、実際にドローン農薬散布を依頼する際には、必ず複数の業者に見積もりを依頼し、内容を比較検討することが重要です。
散布回数による料金相場
ドローン農薬散布の料金は、年間の散布回数が多いほど、1回あたりの料金が割引になる傾向があります。これは、農薬散布事業者側にとって、複数回の散布をまとめて請け負うことで、作業効率や収益の安定化を見込めるためです。
たとえば、10アールの農地に対して、年間3回・5回・7回の散布を依頼する場合、以下のような料金設定が考えられます。
| 散布回数 | 1回あたり料金 | 年間料金 |
|---|---|---|
| 年間3回 | 2,200円 | 6,600円 |
| 年間5回 | 1,980円 | 9,900円 |
| 年間7回 | 1,760円 | 12,320円 |
このように、年間契約の回数が増えるごとに、1回あたりの料金は割引され、年間を通して見ると、より多くの散布を経済的に行えます。
ただしこれはあくまで一例であり、実際の料金は農地の広さや形状、使用する農薬の種類や量、散布事業者によって異なります。年間契約を検討する際は複数社の見積もりを取り、料金体系やサービス内容を比較検討することが重要です。
薬剤の種類による料金相場
農薬の種類によってドローン農薬散布の料金は変動します。使用する薬剤によって費用が異なるのは、農薬にはさまざまな種類があり、それぞれ効果や用途・希釈倍数などが異なるためです。そのため、ドローンによる散布においても、薬剤の種類に応じて適切な設定や散布方法が求められます。
たとえば、水稲の「いもち病」防除に用いられる「トップジンMゾル」は10aあたり2,400円~、「シルバキュアフロアブル」は10aあたり2,500円~といったように、同じ作物の同じ病害を対象としていても、使用する薬剤によって料金が変わってきます。
ドローン購入による料金相場
ドローンを購入する場合、機種や機能によって価格が大きく異なり、50万円~300万円程度が相場です。本体価格は以下の傾向にあります。
- タンク容量が大きいほど高価になる
- 搭載されている機能が多いほど高価になる
- 耐久性が高い機種ほど高価になる
また、購入費用に加えて、メンテナンス費用も考慮する必要があります。ドローンは精密機械であるため、定期的なメンテナンスが欠かせません。メンテナンス費用は、年間数万円から数十万円程度かかる場合も。
ドローンの購入は、初期費用が大きくなるというデメリットがあります。しかし、長期的に見ると、代行サービスを利用するよりも費用を抑えられる可能性があります。
ドローン農薬散布の料金を抑える方法

スマート農業導入に活用できる補助金
ドローンによる農薬散布は、従来の方法と比較して作業効率やコストパフォーマンスの向上など多くのメリットがありますが、導入コストが課題となる場合があります。
そこで、スマート農業導入を支援する国の補助金制度の活用が考えられます。ドローン農薬散布の導入を検討している方が利用できる代表的な補助金には、以下のとおりです。
| 補助金名 | 補助内容 | 対象者 |
|---|---|---|
| ものづくり補助金 | ドローン購入費用の2分の1もしくは3分の2を補助 | 中小企業、小規模事業者、個人事業主など |
| 小規模事業者持続化補助金 | 通常枠は50万円、免税事業者からインボイス発行事業者に転換する場合は一律50万円が上乗せ | 直接消費者へ農作物を販売している小規模事業者 |
補助金の活用で、初期費用を抑えてドローンを導入できる可能性があります。積極的に情報収集を行い、これらの制度を賢く利用しましょう。
複数社の見積もり比較
ドローン農薬散布を依頼する際には、複数社の見積もりを取ることが大切です。業者によって料金設定やサービス内容が異なるため、自分の希望に合った業者を見つけることが重要になります。
見積もりを比較する際には、面積あたりの料金や使用する薬剤の種類、必要な散布回数、出張費などの追加費用といった点に注意しましょう。
たとえば、ある業者は面積あたりの料金が安い代わりに、使用できる薬剤の種類が限られているかもしれません。一方、別の業者は料金は高めでも、幅広い薬剤に対応している可能性があります。
複数社の見積もりを比較することで、費用の相場を把握し、サービス内容を比較検討することで、最適な業者を選べます。
ドローン農薬散布の見積もりチェックポイント
料金内訳の詳細
ドローン農薬散布の料金は、業者や作業内容によって異なりますが、大きく分けて「基本料金」「面積追加料金」「散布回数追加料金」「薬剤料金」「出張費」で構成されます。
基本料金には、打ち合わせや飛行計画作成などの費用が含まれます。農地の面積が広い場合は、面積追加料金が発生し、複数回散布する場合や使用する農薬の種類・量によっても料金が変わるでしょう。
業者によって料金設定が異なるため、必ず見積もりを比較し、内訳の詳細を確認することが大切です。
散布面積の確認
ドローン農薬散布の見積もりでは、散布面積が料金に直結します。そのため、正確な散布面積を把握しておくことが不可欠です。
見積もり依頼前に、以下を確認しましょう。
- 対象圃場の面積(測量データや公的な資料などを用いて確認)
- 散布対象区域(圃場全体か一部区域か)
- 障害物の有無(電柱や樹木など)
- ドローンの飛行可能範囲
- 散布方法(手動・自動)
これらの情報を事前に整理しておくことで、見積もり金額の精度を高められます。また、複数社に見積もりを依頼する際には、これらの情報を統一することで、より正確な比較が可能になります。
ドローン操縦者の資格確認
ドローン農薬散布を依頼する際には、操縦者が適切な資格や技能を持っているかを確認することが重要です。農薬散布用ドローンの操縦には特別な資格は必要ありませんが、農林水産航空協会(農水協)認定機など特定の機体を使用する場合には、技能認定を要する場合があります。
依頼先に見積もりを依頼する際には、操縦者が所定の技能認定を受けているかを確認しましょう。有効期限内の認定証の提示を求め、経験年数や過去の事故・違反歴なども確認することで、より安心して任せられる操縦者を選べます。
これらの確認を怠ると、農薬のドリフトや事故発生のリスクが高まり、周囲に迷惑をかけるだけでなく、損害賠償責任を負う可能性も出てきます。
保険加入の有無
ドローン農薬散布の見積もりでは、保険加入の有無は必ず確認すべきポイントです。ドローン墜落による人身・物損事故発生時のリスクを考慮し、事業者には適切な保険への加入が求められます。
見積書確認では、保険加入の有無だけでなく、補償内容も詳細に確認しましょう。具体的には、事故の種類や損害の内容、補償金額などを把握することが重要です。
保険への加入状況や補償内容が不明瞭な場合は、事業者へ確認し、納得したうえで契約を結ぶようにしましょう。
ドローン農薬散布の料金についてさらに気になる方はソラカラまで
ソラカラは、ドローン農薬散布のプロフェッショナルとして、最新の技術と豊富な経験を活かしたサービスを提供しています。料金相場から補助金活用まで、お客様のニーズに合わせた最適なプランをご提案。
見積もりの際は、散布面積や回数、使用する薬剤など、細かな点まで丁寧にご説明いたします。また、ドローン操縦講習も実施しているため、将来の内製化をお考えの方にもおすすめです。スマート農業の導入をお考えの方は、ぜひソラカラにご相談ください。
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- 2014年4月1日
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